有機農業の研究家 すぎうらガンバ有機園

無農薬、有機栽培で野菜中心に五條市にて就農された、すぎうらガンバ有機園の杉浦さん。

奈良県では、既に15年ほど野菜づくりを続けられています。

それまでは農業大学で、化学肥料と農薬について勉強したのち、慣行栽培農家で研修。

卒業後には、土木関係の仕事や、大分のみかん農園へ研修を積んでこられました。

それらの研修先で薬の危険性を知り、さらには自分自身の体調を崩したのをきっかけに、

現在の有機農業の道へ本格的に踏み込むことになったのだそう。

週に1回の特別な有機野菜ではなく、毎週普通に食べることができる有機野菜を目指して

日々研究されておられます。


「農薬は大変です。野菜をつくる土も野菜自身も、天候も“不均一”の世界ですから工場のように平均的なものを見込んだ数量だけを収穫できるわけではありません。土を良くして健全に育てたつもりでも、思わぬ天候不順などにより大打撃を受けることが多々あります。農薬を散布すれば簡単なのですが、減収したっていいと思っています。そんなときは、自然の回復を気長に待ちます。」

志があるからこそ出てくる言葉ですね。

杉浦さんの野菜は有機栽培ならではの野菜の旨味が味わえます!

来場された際は、有機栽培のことを伺ってみてくださいね!